国芳の猫、世界デビュー!
猫好きのかゆいところに手が届く、国芳の猫の描写。有名な《其まゝ地口猫飼好五十三疋》にとどまらず、描きに描いた猫の絵の中から、めずらしい素描や、全編に渡って挿絵を描いた猫の冒険物語『朧月猫の草紙』、猫の役者が大勢登場する団扇絵、踊る妖怪猫、猫でできた当字、盆画に粗相をしてしまう子猫など、本邦初公開の作品を含む、たまらなく魅力的な猫たちを紹介。
著者について
府中市美術館学芸員
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
金子/信久
1962年、東京都生まれ。85年、慶應義塾大学文学部哲学科美学美術史学専攻卒業。福島県立博物館学芸員などを経て、府中市美術館学芸員。専門は江戸時代絵画史、とくに西洋画の受容に関する研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)




